目次
はじめに
「海外旅行でクレジットカードを使って、身に覚えのない請求をされたらどうすればいい?」
「カードを紛失したり、ATMから出てこなくなったりしたときは、現地で何をすればいいの?」と不安に感じていませんか。
海外では、ホテルやレストラン、買い物、現地ATMでカードを使う機会が多く、盗難・紛失だけでなく、不正利用や二重請求、ATMにカードが取り込まれるといったトラブルが起こることもあります。
この記事では、海外旅行で起こりやすいクレジットカードのトラブルと、被害に遭ったときの対処法、旅行前にできる予防策を紹介します。
海外旅行で起こりやすいクレジットカードのトラブル

海外旅行では、日本国内では問題なく使えていたクレジットカードが突然使えなくなったり、移動中に紛失・盗難に遭ったりすることがあります。
ここでは、海外旅行中や帰国後に起こりやすいクレジットカードのトラブルを順に説明します。
クレジットカードが突然使えなくなる
海外旅行では、普段使っているクレジットカードでも、決済時に突然使えなくなることがあります。
海外での利用をカード会社が不正利用の可能性があると判断し、安全のため一時的に利用を制限する場合があるためです。
また、利用限度額や有効期限、決済端末の通信状況などが原因で支払いできないこともあります。
クレジットカードを紛失・盗難される
海外旅行では、移動中や外出先でクレジットカードを紛失したり、盗難に遭ったりすることがあります。
カードが第三者の手に渡ると、気づかないうちに店舗やオンライン決済で不正利用される可能性があります。
財布ごと失うと複数枚のカードが使えなくなるため、カードがないと気づいたら早めの対応が必要です。
スキミングやカード情報の盗難で不正利用される
海外では、スキミングなどによってカード情報を読み取られ、不正利用されることがあります。
カード自体が手元にあっても、カード番号や有効期限などの情報が盗まれると、不正な決済に使われる可能性があります。
その場では気づきにくく、利用通知や明細を確認して初めて発覚するケースもあります。
身に覚えのない高額請求や二重請求を受ける
海外でクレジットカードを利用すると、実際より高い金額を請求されたり、同じ代金を二重に請求されたりすることがあります。
決済時には気づかず、帰国後に利用明細を見て請求内容の違いが分かる場合もあります。
利用した金額と明細を照らし合わせ、同じ店舗や金額の決済が重複していないか確認することが大切です。
海外旅行中にクレジットカードが使えないときの対処法
海外旅行中にクレジットカードが使えない場合は、まず暗証番号や有効期限、利用限度額に問題がないか確認しましょう。
ここでは、海外でクレジットカードが使えないときの対処法を順に説明します。
暗証番号・有効期限・利用限度額を確認する
クレジットカードが使えないときは、まず入力した暗証番号に間違いがないか確認します。
あわせてカードの有効期限を確認し、期限が切れていないかも確かめましょう。
カード会社のアプリや会員ページで利用可能額を確認し、利用限度額に達していないかも確認しておくと安心です。
別のクレジットカードや現金で支払う
その場でカードが使えない場合は、別のクレジットカードや現金に支払い方法を切り替えます。
複数枚のカードを持っている場合は、利用できなかったカードとは別のカードで決済を試してみましょう。
別のカードも使えない場合は、手持ちの現金で支払えば、その場の会計を済ませられます。
解決しない場合はカード会社へ連絡する
暗証番号や有効期限、利用限度額を確認しても使えない場合は、カード会社へ連絡します。
カード裏面や公式サイトで海外からの問い合わせ先を確認し、カードが利用できない状況を伝えましょう。
利用制限がかかっている場合は、解除できるかを確認し、カード会社の案内に沿って手続きを進めます。
海外旅行中にクレジットカードを紛失・盗難されたときの対処法
海外旅行中にクレジットカードを紛失したり盗まれたりした場合は、不正利用を防ぐために早めの対応が必要です。
ここでは、カードの紛失・盗難に気づいてから帰国後までに必要な対応を順に説明します。
カード会社へ連絡してすぐに利用停止する
クレジットカードの紛失・盗難に気づいたら、第三者に使われる前にカード会社へ連絡して利用を停止します。
公式サイトなどで海外から利用できる紛失・盗難専用の連絡先を確認し、対象のカードを伝えて停止を依頼しましょう。
手続きが終わったら、カード会社から案内された受付番号や今後の対応を控えておくと安心です。
現地警察へ届け出て証明書を受け取る
カード会社へ連絡した後は、現地の警察署でクレジットカードの紛失・盗難を届け出ます。
発生した日時や場所など、分かる範囲の情報を伝え、届け出が受理されたら証明書を受け取りましょう。
カード会社の手続きで必要になる場合があるため、受け取った書類は帰国後まで大切に保管します。
帰国後にカードの再発行など必要な手続きをする
帰国後は、カード会社の案内に従ってクレジットカードの再発行など必要な手続きを進めます。
再発行では本人確認や書類の提出が必要になる場合があるため、案内された内容を確認して対応しましょう。
新しいカードは番号や有効期限が変わることもあるため、継続している支払いがあれば登録情報も確認します。
海外でクレジットカードを不正利用されたときの対処法
海外でクレジットカードの不正利用に気づいた場合は、被害が広がる前に対応することが大切です。
ここでは、海外でクレジットカードを不正利用されたときの対処法を順に説明します。
利用明細を確認してすぐにカード会社へ連絡する
身に覚えのない利用に気づいたら、カード会社のアプリや会員ページで利用明細を確認します。
自分が利用していない請求が見つかった場合は、海外からの連絡先や不正利用専用窓口へすぐに連絡しましょう。
カード会社に不正利用の疑いがあることを伝え、案内に沿って必要な手続きを進めます。
カードを利用停止して被害の拡大を防ぐ
不正利用が確認された場合は、カード会社へ連絡して対象のクレジットカードを利用停止にします。
そのままにすると、同じカード情報を使って新たな決済をされる可能性があるため、早めの対応が大切です。
アプリから利用停止できる場合は、画面の案内に沿って手続きを進めましょう。
身に覚えのない利用の日時・金額・店舗を記録する
身に覚えのない利用を見つけたら、利用日時・金額・店舗名を明細から確認して記録します。
複数の不正利用がある場合は、それぞれの情報を分けて残しておくと、カード会社へ問い合わせる際に確認しやすくなります。
記録した内容は、カード会社での確認や手続きが終わるまで保管しておきましょう。
海外で高額請求・二重請求などの決済トラブルに遭ったときの対処法
海外で身に覚えのない高額請求や二重請求などが発生した場合は、請求内容を確認できる証拠を残して対応することが大切です。
ここでは、海外で決済トラブルに遭ったときの対処法を順に説明します。
レシートや利用明細などトラブルの証拠を残す
高額請求や二重請求に気づいたら、支払い時のレシートやクレジットカードの利用明細を保管します。
レシートと明細の金額を照らし合わせ、二重請求の場合は同じ店舗や金額の決済が重複していないか確認しましょう。
確認に使ったレシートや利用明細は、トラブルの手続きが終わるまで残しておくと安心です。
その場で店舗に請求内容を確認する
支払い時に金額の誤りに気づいた場合は、その場で店舗のスタッフに請求内容を確認します。
レシートを見せながら金額の違いや二重決済がないかを確認してもらうと、状況を伝えやすくなります。
請求内容に誤りがあった場合は、その場で訂正や返金の手続きを依頼しましょう。
解決しない場合はカード会社や現地警察などへ相談する
店舗へ確認しても解決しない場合は、カード会社へ連絡し、利用日時・金額・店舗名などを伝えます。
レシートや利用明細を手元に用意しておくと、請求内容の確認や必要な手続きを進めやすくなります。
詐欺や犯罪の可能性がある場合は、カード会社の案内も確認しながら現地警察への相談を検討しましょう。
海外旅行前にできるクレジットカードトラブルの予防策
海外旅行中のクレジットカードトラブルに備えるには、出発前の準備と現地での使い方を確認しておくことが大切です。
ここでは、カードが使えない場合や紛失・盗難などに備えて、旅行前にできる予防策を順に説明します。
暗証番号・利用限度額・有効期限を出発前に確認する
出発前にクレジットカードの暗証番号を確認し、現地で正しく入力できるようにしておきます。
カード会社のアプリや会員ページでは、旅行中の支払いに十分な利用可能額が残っているかも確認しましょう。
有効期限もあわせて確認し、旅行中に期限切れにならないことを確かめておくと安心です。
カード会社の海外からの連絡先を控えておく
出発前に、カード会社が案内している海外からの問い合わせ先を確認しておきます。
紛失・盗難の専用窓口がある場合は、その連絡先もあわせて控えておきましょう。
カードを紛失すると裏面の電話番号を確認できないため、スマートフォンなどカードとは別の場所に保存しておくと安心です。
クレジットカードは複数枚を分けて持つ
海外旅行ではクレジットカードを2枚以上用意し、できるだけ別々の場所に保管します。
同じ財布にまとめて入れていると、財布を紛失・盗難した際にすべてのカードを同時に失う可能性があります。
1枚は財布、もう1枚は別の場所に保管するなど、支払い手段を残せる持ち方をしておきましょう。
利用通知を設定してカードから目を離さない
出発前にカード会社のアプリなどで利用通知を設定し、決済があったときに確認できるようにしておきます。
通知が届いたら利用日時や金額を確認すると、身に覚えのない利用にも早めに気づきやすくなります。
現地で支払う際もカードを店員に預けたままにせず、できるだけ手元で決済を確認しましょう。
現金などカード以外の支払い手段も用意しておく
海外旅行ではクレジットカードだけに頼らず、現金など別の支払い手段も用意しておきます。
カードが突然使えなくなっても、ほかの支払い手段があれば、その場の会計で困りにくくなります。
現金を用意する場合は、旅行中に必要となる場面を考えながら無理のない金額を準備しておきましょう。
まとめ
海外旅行では、クレジットカードが突然使えなくなるほか、紛失・盗難、不正利用、高額請求、二重請求などのトラブルが起こることがあります。
トラブルが発生したときは、利用明細やレシートを確認し、必要に応じてカード会社への連絡や利用停止、現地警察への届け出を行うことが大切です。
また、出発前に暗証番号・利用限度額・有効期限を確認し、海外からの連絡先を控え、複数枚のカードや現金を用意しておくと、現地で支払い手段を失うリスクを減らせます。
旅行中も利用通知や明細を確認し、異変に気づいたら早めに対応できるよう準備しておきましょう。