目次
はじめに

「auクレジットカードって還元率が高いって聞くけど、本当に自分にも合っているの?」「最大還元率って書いてあるけど、普段の使い方でもそのままもらえるの?」そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
auクレジットカードは、表示されている最大還元率だけを見るよりも、いつもの支払い方法とどう組み合わせるかで受け取れるポイントが変わります。たとえば通常のカード決済だけで使う人と、au PAYへチャージしてから支払う人、関連サービスも一緒に使う人では、同じカードでも実際にたまるポイントの量に差が出てきます。
年会費を払うか迷ったときも、カードのスペックより、毎月の家賃や通信費、サブスクなどの固定支出をどれくらいカードにまとめているかを思い出してみると、続けやすいかどうかが見えてきます。
この記事では、「結局どう使えばいいの?」という疑問に答えながら、難しい数字を追いかけなくても、自分の生活に当てはめて考えられるように順番にお話ししていきます。普段の使い方を思い浮かべながら読み進めてみてください。
auクレジットカードのポイント還元率を見る前に決めたいポイント
auクレジットカードの還元率を比べる前に、まずはあなたの毎月の支払いを「どこで・何を・何回」払っているかを確認しましょう。家賃や光熱費、スマホ料金、サブスク、買い物など、月に必ず発生する支出をだしてみて、カードで払うもの/今まで通り別の方法で払うものを先に分けます。
普段の生活で「財布を出す場面」「スマホ決済で済ませる場面」「カードを出す場面」を思い出し、実際にカードを使える回数を把握してから数字を見ると、無理のない使い方に合わせて選びやすくなります。
ポイント①|日常で一番支払っている用途を先に決める
| 確認すること | 具体的にやる行動 | 目安・数字の見方 | こうなったら次にやること |
|---|---|---|---|
| 毎月の支払いを書き出す | 家賃・通信費・電気代・サブスク・日用品などを 5〜10個メモする | 金額が大きい順に並べる | いちばん金額が大きい用途を1つ決める |
| カード払いにできているか確認 | 口座振替・現金払いのままになっていないか見る | カード未設定の固定費があれば優先して変更を検討 | まず固定費からカードに寄せる |
| カードを出している回数を数える | 今月カードで払った回数をざっくり確認 | 月10回未満なら利用機会が少なめ | 還元率比較より「カード払いを増やす」ことを優先 |
| すでにカード中心か確認 | 通信費・日用品がカード払いに集まっているか見る | 毎月自然にカードを使えている状態 | 自分の用途に重なる条件だけチェックすればOK |
家賃・通信費・電気代・サブスク・日用品など、毎月かならず出ていく支払いを5〜10個書き出して、まず「いちばん金額が大きい用途」を1つ決めます。次に、その支払いが実際にカード払いにできているか(口座振替のまま/現金払いのままになっていないか)を確認し、できるなら先にカードへ寄せます。
あわせて、普段の買い物も含めて「今月カードで払った回数」をざっくり数え、月に10回未満しかカードを出していないなら、還元率を細かく比べても受け取れるポイントは増えにくいので、まずはカードで払う場面を増やすほうを優先します。逆に、通信費や日用品などがすでにカード払いの中心になっているなら、その用途に重なる条件だけを見れば十分です。
ポイント②|年会費を払う前提かどうかで「au PAYカード」か「au PAY ゴールドカード」かを分ける
| 確認すること | 具体的にやる行動 | 目安・数字の見方 | おすすめの選び方 |
|---|---|---|---|
| 年会費を払ってでも使い続けたいか | まず「年会費ありでも気にならないか」を考える | 少しでも負担に感じるなら無理に選ばない | 気になる場合は au PAYカード を選ぶ |
| 固定費をカードに集められているか | 通信費・公共料金・サブスクをカード払いにできているか確認 | 固定費がまとまっていない場合は利用額が伸びにくい | 固定費が少ないなら au PAYカード |
| 毎月のカード利用額 | 普段の支払いを合計して金額を見る | 月5万〜10万円以上が自然に続くなら候補 | 利用額が多いなら au PAY ゴールドカード も検討 |
| 無理な使い方になっていないか | 年会費を回収するために支払いを増やしていないか確認 | 生活を変える必要があるなら見送り | 今の生活で続けられるカードを選ぶ |
まず、年会費を払ってでもカードを使い続けるかを先に決めます。通信費や公共料金、サブスクなどをカードにまとめて、月に5万円〜10万円以上の支払いが自然に集まるなら「au PAY ゴールドカード」も選択肢に入ります。
反対に、固定費をカードへ寄せていない人や、月のカード利用が少ない人は、年会費を気にせず使える「au PAYカード」のままで十分です。年会費分を取り戻そうとして無理に支払いを増やす必要はないので、今の生活の中でカードに集められる金額を目安に、無理なく続けられるほうを選びます。
auクレジットカードのポイント還元率|基本還元率(普段使いの目安)
ここでは、アプリの設定や条件達成を意識しなくても、普段の買い物や固定費をそのままカードで支払ったときに受け取れるポイントだけに絞って見ていきます。コンビニやスーパーでの支払い、毎月の通信費やサブスクなど、日常の支出をいつも通り決済した場合にどのくらいポイントが重なるのかを基準にし、キャンペーンや期間限定の上乗せは含めずに考えます。普段の生活にそのまま置き換えられる数字だけを目安として確認します。
au PAYカード|通常利用は1%還元(100円ごと1Pontaポイント)
普段の買い物や固定費をそのままカードで支払うと100円につき1Pontaポイント(=1%)が自動で貯まります。コンビニ・スーパー・ドラッグストアの支払いはもちろん、スマホ料金やサブスクなども同じ計算なので、「どこで使うか」を細かく気にする必要はありません。特別な設定やエントリーをしなければ、この1%還元が基本になり、日用品や通信費をカードにまとめた分だけ毎月のポイントが少しずつ積み上がっていきます。
au PAY ゴールドカード|通常利用も基本は1%還元(条件で加算あり)
普段の買い物や固定費をそのままカードで支払った場合、au PAY ゴールドカードも基本は1%還元で、年会費があるからといって通常決済の付与率が最初から高くなるわけではありません。特定のサービスを組み合わせたり、条件を満たしたりしない限り、ポイントの付き方は一般カードと同じ計算になります。通信費や日用品をカードにまとめても、上乗せを使わない前提では受け取り方に大きな違いは出ないため、まずは普段の支払いだけを想像して確認します。
auクレジットカードのポイント還元率の3つのチェックポイント
| チェックポイント | どんな場面で還元が変わる? | 事前にやること | 向いている人の使い方 |
|---|---|---|---|
| ポイント①|オートチャージ特典 | au PAY残高へチャージしてから支払うと加算が発生する場合がある | オートチャージ設定・対象条件の確認 | アプリ操作や残高管理を続けられる人 |
| ポイント②|au PAYマーケット利用 | au PAYマーケット内の購入やキャンペーン参加時に上乗せ | 開催期間の確認・エントリー | 買い物先をau PAYマーケットにまとめている人 |
| ポイント③|au携帯回線・auじぶん銀行連携 | 通信契約や口座連携の設定で付与量が変わる | 回線契約の紐づけ・口座設定 | auサービスを普段から使い続けている人 |
ここでは、通常の買い物とは少し違い、支払いの前後で設定をしたり、使い方を変えたときだけ増えるポイントに絞って確認します。例えば、特定のサービスに登録してから支払う場合や、支払い方法を切り替えたときなど、操作をしたかどうかで受け取り方が変わる場面が対象です。毎回の決済ではなく、事前の設定や利用方法を見直したときに追加されるポイントだけをまとめて見ていきます。
ポイント①|オートチャージ特典は最大5%だが適用条件を満たしているか
まず、au PAYで支払う前にau PAY残高へオートチャージを設定しているかを確認します。カードをそのまま使うのではなく、「チャージしてから支払う」流れになるため、この設定をしていない場合は最大5%の特典は付きません。アプリで残高やチャージ状況をときどき確認したり、対象の支払い方法を選び続けたりできる人向けの使い方になります。毎回チャージ操作や残高管理をするのが負担に感じるなら、無理に狙わず通常のカード払いのままで問題ありません。
ポイント②|au PAYマーケット利用でポイント還元率が上乗せされる条件か
au PAYマーケットでの買い物は、対象キャンペーンや参加条件を満たしたときだけ通常よりポイントが増えることがあります。普段のコンビニやスーパーの支払いとは別で、アプリ内のエントリーや開催期間を確認してから購入する流れになるため、いつでも同じ還元率になるわけではありません。日用品やふるさと納税などをau PAYマーケットにまとめている人は上乗せを受け取りやすく、反対に通販サイトを固定していない場合は通常利用として分けて考えると分かりやすくなります。
ポイント③|au携帯回線・auじぶん銀行の口座連携の設定でポイントの上乗せされるか
auの携帯回線やauじぶん銀行を使っている場合は、カードとサービスを連携させているかを先に確認します。マイページでの登録や口座設定が済んでいないと、対象の上乗せは反映されません。通信契約や口座の利用を続けているあいだだけ加算される仕組みなので、設定を解除したりサービスを解約したりすると、ポイントの付き方は通常に戻ります。au関連サービスを普段から使っている人は、登録状況を見直しておくと取りこぼしを防げます。
使い方別:auクレジットカードのポイント還元率はどう変わる?
| 使い方のパターン | 支払いのイメージ | 還元率の目安 | 向いている人の使い方 |
|---|---|---|---|
| 通常決済中心(普段使いだけ) | コンビニ・スーパー・通信費・サブスクをそのままカード払い | 基本は 約1%前後 | 設定や操作を増やしたくない人 |
| 固定費+日常決済をまとめる | 通信費・公共料金・日用品などをカードに集約 | 1%をベースに毎月安定して積み上がる | 毎月の支払いをカード中心にしている人 |
| オートチャージ+au PAY支払い | 残高へチャージしてから決済する流れ | 条件次第で 1%以上に上乗せ | 残高管理や設定を続けられる人 |
| auサービス併用(回線・銀行連携) | au回線やauじぶん銀行と組み合わせて使う | 条件達成時のみ上乗せあり | au関連サービスを普段から使っている人 |
| au以外中心の生活 | 他社回線・別通販・別決済サービスが多い | 基本は1%前後に収まりやすい | auサービスに寄せない使い方の人 |
ここでは、毎月の支払いを「どこで使うか」「どの支払いにまとめるか」といった実際の使い方に当てはめながら、ポイントの重なり方を見ていきます。通信費をカードに集約している人、日用品やコンビニ利用が中心の人、サブスクや固定費をまとめて支払っている人など、生活の中でカードを出す場面をそのまま想像できる形で並べ、使い続けたときにどんな絵協があるのかを確認します。
通常の支払い中心なら還元率は基本1%が目安になる
普段の買い物や固定費をそのままカード払いにまとめる使い方なら、還元率は基本1%前後を目安に考えておくと分かりやすくなります。アプリの設定や支払い方法を切り替えなくても、コンビニやスーパー、通信費などの決済に応じて同じ計算でポイントが積み上がります。毎回の操作を増やしたくない場合は、無理に上乗せ条件を追いかけず、通常決済だけで続けられる範囲で使う方法が合っています。
オートチャージやauサービス併用で還元率は上乗せされる
au PAY残高へのオートチャージを設定したり、auの通信サービスや関連サービスをあわせて使ったりすると、通常よりポイントが増える場面があります。ただし、支払いの前に残高を確認したり、対象サービスの設定を維持したりする必要があるため、アプリ操作や管理が苦にならない人向けの使い方です。途中で設定を外したりサービスを使わなくなったりすると上乗せは続かないので、今の生活の中で無理なく続けられる場合だけ取り入れます。
au以外のサービス中心だと還元メリットは変わる
auの通信契約や関連サービスを使っていない場合は、上乗せ条件がほとんど発生せず、受け取り方は通常の1%前後に収まりやすくなります。日常の支払いが他社のスマホ回線や別の通販・決済サービスに寄っているなら、還元率の差は大きく広がりません。auサービスに合わせて生活を変える必要はないので、普段の支払い先がau以外に多い場合は、基本還元を前提に無理のない期待値で使うほうが続けやすくなります。
還元率が複雑で分からない…結局どう判断すればいい?
ここでは、細かな条件や数字をすべて追いかけるのではなく、自分の毎月の支払いにそのまま当てはめたときに続けられるかどうかだけを先に確認します。スマホ料金や日常の買い物など、普段からカードで払う場面に自然に重なるかを思い浮かべ、特別な設定を増やさなくても使い続けられるかを基準にします。迷ったときは、生活の中で無理なく使える形だけを残す見方で確認していきます。
判断基準①|日常の支払い先にauサービスが多いかで決める
| 支払い先のタイプ | 毎月の支払い例(目安金額) | 還元の考え方 | こういう選び方が合う |
|---|---|---|---|
| auサービス中心 | スマホ料金 7,000円前後+日用品 20,000〜30,000円+サブスク 3,000円前後 | au関連の支払いが合計 30,000〜40,000円以上 なら上乗せを重ねやすい | au PAYや関連サービスをそのまま併用 |
| au PAYが使える店舗が多い | コンビニ・スーパー・ドラッグストアで 月20,000〜50,000円 利用 | 支払い先を変えなくてもポイントが自然に増えやすい | オートチャージや連携設定も検討 |
| 他社回線・他社決済中心 | スマホ料金 5,000〜8,000円(他社)+通販 10,000〜30,000円(別サービス) | au関連の支払いが 10,000円未満 なら上乗せは少なめ | 通常1%還元を前提に使う |
| 支払い先がほぼ固定 | 家賃・公共料金・日用品などで 月50,000円以上 が同じ場所に集中 | 支払い先を変えずにカードを合わせたほうが分かりやすい | 今使っている決済に近いカードを選ぶ |
毎月の支払いを一度書き出して、どこでお金を使っている時間がいちばん長いかを先に確認します。スマホ料金がauだったり、au PAYを使える店舗で日用品をよく買ったりしているなら、そのままサービスを組み合わせて使うだけでポイントが重なります。反対に、通信回線が他社だったり、普段の買い物がauと関係ない決済に寄っているなら、条件付きの上乗せは考えず、通常の使い方だけを前提にします。生活の中で支払い先がほとんど変わらない人ほど、普段使っている場所に合わせて選ぶと迷いにくくなります。
判断基準②|年会費以上のメリットが出るかだけ確認する
| 毎月のカード利用額(目安) | 支払いのイメージ例 | 年会費とのバランスの見方 | 向いているカードの考え方 |
|---|---|---|---|
| 〜30,000円未満 | サブスク 3,000円+日用品 10,000円+通信費以外は現金 | 年会費分を気にしながら使う状態になりやすい | au PAYカード をそのまま使う |
| 30,000円〜50,000円前後 | 通信費 7,000円+公共料金 10,000円+日用品 20,000円 | 使い方次第で差が出るが無理に上位カードにする必要はない | 年会費なしを基準に考える |
| 50,000円〜100,000円前後 | 通信費・公共料金・日用品・サブスクをまとめて支払い | 年会費を払っても負担に感じにくい使い方になりやすい | au PAY ゴールドカード も候補に入る |
| 100,000円以上 | 固定費+日常決済をほぼカードに集約 | 支払いを増やさなくても年会費以上のメリットを感じやすい | ゴールドカード向きの使い方 |
まずは年会費を払っても気にならない使い方になっているかだけを確認します。通信費や公共料金、日用品などをカードにまとめて、たとえば月5万円〜10万円以上の支払いが自然に続いているなら、年会費ありのカードでもメリットを感じやすくなります。反対に、固定費がカードに集まっていなかったり、利用額が少なかったりするなら、年会費のないカードのままで十分です。少しでも「元を取れるか不安」と感じるなら、無理に選ばず、今の生活に合う使い方だけを残します。
まとめ
auクレジットカードの還元率は、表示されている最大%の高さよりも、毎月の支払いをそのまま重ねられるかで受け取り方が変わります。普段のコンビニやスーパー、通信費やサブスクなどをカードにまとめて使うだけなら、基本となる1%前後を目安に考えておくと分かりやすく、特別な設定を増やさなくても自然にポイントが積み上がります。
オートチャージやau関連サービスを組み合わせると上乗せが発生する場面もありますが、アプリ操作や残高管理、サービスの継続利用が前提になります。生活の流れを変えないと続かない使い方であれば、無理に取り入れる必要はありません。普段からau回線やau PAYをよく使っている人だけが、自然な延長として上乗せを受け取りやすい仕組みです。
年会費のあるカードを検討するときは、難しく考えず固定費や日常の支払いをどこまでカードに集められているかだけを一度確認します。通信費や公共料金などが毎月まとまって動いているならゴールドカードも候補に入り、利用額が少ない場合は通常カードのままでも十分です。年会費を回収しようとして支払いを増やす必要はありません。
迷ったときは、「支払い先がau寄りかどうか」「毎月どれくらいカードを使っているか」の2つだけを見直せば十分です。最大還元率を追い続けるよりも、日常の支払い動線にそのまま置ける使い方を選ぶほうが、結果として長く続きやすく、ポイントも安定して積み上がります。